熱中症
地球温暖化が誰の目にもはっきりみえるくらいになった日々です。酷暑日という35度Cを越える暑さのため「熱中症」になったり、そのために亡くなる人も出る今日この頃です。40度C を超える暑さは驚きですが、それも普通になってしまうのでしょうか?最近の熱中症という言葉を聞くたびに私も熱中症になって一つ違えば亡くなったかもしれないあの日を思い出します。私は、偶然に水をたっぷり飲んだことによって救われました。
もう25年になるでしょうか。5・6年生の野外学習としてキャンプがダムで行われました。そこに私は担任でなく付き添いとして参加しました。バスに乗って現地近くまで行き、後はダムのキャンプ場まで一本道で車も通らない安全な道なので、子ども達を歩いて現地に向かわせることになりました。
でも先生達は、救急用や物資を運ぶための車に乗せてもらって行かれました。何往復かで全部の先生が車で先に現地に到着しました。私は担任もその車に乗って行ったことに腹が立ちました。私が担任なら、子どもと苦しみをともにしたいというのが、自然な気持です。そこで私は歩くことにしました。夏であるので私は日に焼けないように長袖の服を着用し、手袋をつけ帽子をすっぽりかぶり、おまけにタオルか何かを首の回りに巻いていたような気がします。つまり、日に当たる部分が少ない代わりに熱がこもる格好だったような気がする。
子ども達と会話を交わしながら2時間ぐらいの道のりだっただろうか。
自覚症状はなかったが、ふっと意識がとぎれるような気がしたと思う。喉が渇いたという自覚もなかったのは確かです。ふと見ると目の前に自然の水飲み場があった。そこで子ども達が水を飲んでいました。私も水がほしいと思わなかったが、飲んだ。そこで生き返ったような意識がしたのを思い出す。長い間、そこにいた。現地はそこからすぐだった。
それからが、なんだか変。その日はしんどくてボーっとしていました。なぜだろうかなとその時は思いました。今から考えるとこれが熱中症だったのは確実です。そして偶然に水のみ場があって子どもにつられて飲んだから助かったのだと、この頃になってぞっとします。テレビの報道を見てるたびに思います。もちろん熱中症という言葉も症状も知っていましたが、まさか自分の状態がそうだという自覚がなかったですし、また今日ほど身近な出来事でなかった時代の話です。 K子
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